平戸-長崎県2012/05/11 21:27

平戸へ行くのに、今は平戸大橋という橋があるようだけれど、昔は船で渡った。
20代半ばを過ぎた頃のことである。

民宿に泊ったのだけれど、夕食の時気分が悪くなり、食べれなくなってしまった。
どうも風邪をひいてしまったらしく、次の日の朝もまだ調子が悪く、とても出かけられる状態ではなかった。それで、もう一日お世話になることにし、その日は一日、民宿で寝ていた。
夕方には大分良くなり、その日の夕食は食べることができた。

民宿には娘さんが二人いて、姉の方は高校3年生で、僕が寝ていた日に大阪の大学の受験に旅立った。妹の方は中学2年生で、気さくな子で、学校から帰ってくると、お兄ちゃん、風邪よくなった?と聞いてくれた。

明日、出かける前、一緒に写真撮ろうか。

しかし、朝起きると、彼女はすでに学校へ。
結局写真は撮れず、別れることに。

その後数年の間、民宿から、彼女の名で葉書がきていたが、行きたくてもそう簡単に行ける距離のところでもなく、それきりになってしまった。

民宿は誰が継いだのだろうか。郁ちゃん(次女の名は郁子といった)だったら、いいおかみさんになっているだろうな。そんなことを思ったりしたこともあった。

今も、いい思い出として、心に残っている。